ベビーフードや幼児食の開発は、お子さまから直接感想を聞くことができないので、親御さんのお話を聞くことが基本です。2016年頃からは、仙川にある「マヨテラス」という見学施設にて、開発担当の社員が直接お客様からお話をうかがう機会も設けてきました。

渡辺：お客様と直接お話をすることで、私たちが提供している商品が本当に受け入れられているのか、望まれているのかを確認しながら開発を進めています。コロナで直接お会いできなくなってからは、オンラインでお話をおうかがいしています。その中で「たんぱく質をしっかり取らせたい」というお声をいただき、今回の商品開発につながりました。

たんぱく質をしっかり取れる商品として、何を作るか？開発チームのメンバーはそれぞれの体験なども交えてディスカッションを重ねました。

潤：ミートソースというアイディアは、私自身の経験がヒントになっています。我が家も共働きで子育てをしているのですが、夫にご飯を頼むときには、作り置きのミートソースを活用してもらうことが多いんです。簡単ですし子供が間違いなく食べてくれるので、いつも常備してあります。準備が大変な日や時間がないときに負担を減らすことができる、お守りのような商品ができたらいいなと思いました。

福士：どんなに忙しい夜も、これさえ食べておけば野菜もたんぱく質も取れるから、大丈夫！というものがあると、親御さんにとっても助けになりますよね。1食分の野菜に加えて、1食分の肉や魚などのたんぱく質を小さいパウチにギュギュッと詰め込むのは大変でしたが、お子さまにも受け入れられやすい味に仕上がったと思います。

潤：今回発売したのは、「ミートソース」と、「鮭とかぼちゃの豆乳クリーミィソース」の2種類です。パスタにかけるのはもちろんですが、ご飯の上にかけてドリアにしたり、野菜を茹でたものにかけたり、様々なアレンジができます。既存商品も育児食にミートソースはありましたが、やさいとなかよしPlusでは一食分の野菜に加えて一食分のたんぱく質も取れるようになっています。

今回の商品は、1箱に4食入りで1944円（税込）。1食分が500円弱と考えると決して安くはありませんが、一袋に1食分の野菜とたんぱく質が含まれているので、主食の麺やごはんにこれをかければ一品完成するというのは、忙しいご家族にとっては助けになるでしょう。

潤：これまでに寄せられたお客様からのお声では、「子どもが野菜を食べてくれない」「魚は骨が取り除けるか不安」「魚はパサパサして食べてくれない」といったものがありました。今回の商品は、野菜もおいしく食べることができ、クリーミィソースの鮭はお子さまでも食べやすい食感になっています。

潤：「ミートソース」は赤、「鮭とかぼちゃの豆乳クリーミィソース」は黄色で、野菜にかけても麺にかけても彩りがよいので、味だけでなく見た目にも楽しんでいただけると思います。

長期保存も可能な2種類のソースは、キッチンにストックしておけば「いざ！」というときにきっと役立ってくれるはず。お子さまの反応やおすすめの食べ方など、感想をお寄せいただくことで、また次の商品開発や商品の改良につながります。ぜひお気軽にご意見をお送りください。

ミートソースはパスタのお供と思いがちですが、ごはんにかけてもおいしいんですよ。

年齢1歳半～3歳におすすめの「ミートソースご飯」の作り方をご紹介します

■材料※1人分

温かいご飯80ｇ

QummyやさいとなかよしPlusミートソース 1パック

ご飯の量はお子さまの年齢や食べる量に合わせて適宜調整してください。

■作り方

1.器にご飯を盛る。

2.QummyやさいとなかよしPlusミートソースを表示の時間どおりに温め、ご飯にかける。

※商品情報はQummy便り掲載開始時点での情報です。掲載商品は予告なく販売終了する場合がございます。