作る人も食べる人もうれしい、サラダクラブの野菜の秘密

ライフスタイル
2023年8月31日
作る人も食べる人もうれしい、サラダクラブの野菜の秘密

新鮮なサラダをいつでも手軽に、洗わずに食べられるパッケージサラダをお届けしている「サラダクラブ」の原料野菜は、どのように育てられ、お客様の手元に届くのでしょうか。今回は、長野県小諸市にある、サラダクラブの契約農家「アマリファーム」で、サラダクラブの原料野菜を栽培、出荷するところから、そのこだわりをご紹介していきます。

目次

365日安定して野菜をお届けするための工夫とは?

作る人も食べる人もうれしい、サラダクラブの野菜の秘密

今回お話を伺ったのは、アマリファームの3代目で代表取締役を務める甘利崇雄さん。浅間山の山麓の標高700~1,300mに、80から100の畑を分散させて農業を営んでいます。なぜ広い敷地で一括して育てず、小さな畑を分散させているのでしょうか。


甘利さん:大粒の豪雨やヒョウが降ったりすると、野菜は叩かれたようなダメージを受け、出荷できなくなってしまいます。また、病気が発生した時にも、隣接していると全てに被害が広がるリスクもあります。その点、場所を変え、標高を変えることで局所的な豪雨などの天候リスクを避けることもでき、気温が異なる場所で育てることで収穫時期も調整することができるのです。

作る人も食べる人もうれしい、サラダクラブの野菜の秘密

農業は天候リスクと隣り合わせ。どんなことがあっても安定して出荷量を確保するために、甘利さんは常に様々な工夫を凝らしているといいます。


甘利さん:他の産地が天候不順などで不作になり出荷できない時に、私たちの余剰分があればそれで補填するといったこともあります。私たちはレタス、キャベツ、白菜、ネギを作っていますが、最近はレタスの一大産地である川上村にも協力農家を広げています。


朝採ったレタスが、2日後にはパッケージサラダとして店頭に

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甘利さんたちが収穫した野菜は集荷場に集められ、真空予冷機という機械でレタスの中心を5℃まで冷やした上で冷蔵庫に移され、その日の午後には出荷されます。当日の夕方にはサラダクラブの工場に到着し、翌日にはしっかり洗浄、カットして袋詰めされ、早ければ収穫から2日後にはパッケージサラダとして店頭に並ぶこともあります。

鮮度維持の鍵は、徹底した温度管理にあり

この野菜の洗浄と袋詰めの過程には、新鮮な野菜の鮮度を保ったままお客様にお届けするための工夫が詰まっています。サラダクラブの鈴木元気も、技術の進化についてこう語ります。


鈴木:畑で育てている野菜ですから、虫などがついていることもあるため、検品コンベアにLEDライトを使用し、葉っぱに上からも下からも光を当てて人の目で確認したり、洗浄機などを駆使し、異物除去を徹底しています。サラダクラブのパッケージサラダは野菜そのものの鮮度が命。ですから畑からお店に届くまで、温度を10℃以下に保つコールドチェーンで輸送し、よりよい状態を維持できるようにしています。温度を低く保つことで細菌の活動を抑え、品質の低下及び野菜の褐変を防ぐことができます。

このように野菜に与えるダメージを最小限に抑える洗浄やコールドチェーンの技術の積み重ねにより、鮮度保持期間を徐々にのばしています。2023年の4月には、レタスやリーフ系の3商品(※1)の消費期限が1日のびて4日になりました。Qummyでお届けする場合は配送してからお客様に到着した日の翌々日までお楽しみいただけるようになりました。

契約農家とのお取引は、農家の経営支援にも

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アマリファームは契約農家として、生産量の約半分をサラダクラブに出荷しています。年間を通じて安定的な取引を約束するこの契約取引のシステムは、これまで農家が抱えていた問題の解決にもつながっているといいます。


甘利さん:私は3代目ですが、先代までは市場に出荷することがメインでした。すると売れたり、売れなかったり、価格も安定せず、売り上げ計画を立てることもできませんでした。そんな時にサラダクラブさんから契約取引のお話をいただき、今では安定して作付けも出荷も計画できるようになりました。これからの農業を担う人材を育成するための雇用もしやすくなっています。


一方で、顔が見えるお付き合いの契約農家さんの存在は、サラダクラブとしても安心・安全を支えてくれる大切な存在になっています。


鈴木:品質の良い野菜を安定して作っていただけるよう、サラダクラブでは毎日定性定量の評価をして、野菜の品質の通信簿のようなものを定期的に生産者さんにお渡ししています。天候に関わらず決まった数量を出荷していただけることも、お客様にいつも新鮮なパッケージサラダをお届けするためにはとても大切なことです。


甘利:市場に出荷すると、私たちが育てた野菜が最終的にどんな形で食べてもらえたのかがわかりません。ですが、サラダクラブさんに出荷した野菜はパッケージサラダという形でみなさんに食べていただけるのがわかるので、作り手としてもうれしいですね。

作る人も食べる人もうれしい、サラダクラブの野菜の秘密

アマリファームがある小諸市は冬になると畑が凍ってしまうため、甘利さんは群馬県の高崎市で畑を借りて生産を続けているそうです。朝は4時半から収穫を始め、夜は21時まで作業が続くこともあります。こうした生産者さんの努力の結晶が、いつでも新鮮で美味しいパッケージサラダとして私たちの食卓に届いているのです。


今度サラダクラブのパッケージサラダを手にされた時には、ぜひその野菜を育ててくれた生産者さんにも思いを馳せてみてくださいね。


(※1)サラダクラブ10品目のサラダ レタスやパプリカ、サラダクラブお家で作るごちそうサラダイタリアンサラダ用、サラダクラブお家で作るごちそうサラダシーザーサラダ用。


※商品情報はQummy便り掲載開始時点での情報です。掲載商品は予告なく販売終了する場合がございます。

  • 10品目のサラダ レタスやパプリカ 160g(3~4人前)|サラダクラブ
    10品目のサラダ レタスやパプリカ 160g(3~4人前)|サラダクラブ
    160g(3~4人前)
    312円(税込)
  • お家で作るごちそうサラダ イタリアンサラダ用 100g(2~3人前)|サラダクラブ
    お家で作るごちそうサラダ イタリアンサラダ用 100g(2~3人前)|サラダクラブ
    100g(2~3人前)
    204円(税込)
  • お家で作るごちそうサラダ シーザーサラダ用 95g(2~3人前)|サラダクラブ
    お家で作るごちそうサラダ シーザーサラダ用 95g(2~3人前)|サラダクラブ
    95g(2~3人前)
    204円(税込)

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