フォロワー数10万人超えの人気料理系インフルエンサー Mikiさんが提案! 野菜を楽しむ家族の食卓

ライフスタイル
2023年11月22日
フォロワー数10万人超えの人気料理系インフルエンサー Mikiさんが提案! 野菜を楽しむ家族の食卓

子どもにはいろいろな野菜をおいしく、進んで食べてほしい。でも、家事・育児に仕事に…と毎日を頑張っていると、へとへとになって料理にまで気が回らないこともありますよね。

そこで今回頼ったのが、料理系インスタグラマーで、冷蔵庫にある食材で作るごはんやスキマ時間でできる簡単・時短の作り置き料理などを日々発信するMiki(ミキ)さん。10万人を超えるフォロワーを持つインフルエンサーです。

Mikiさんが実際に自宅でもリピートしている、お気に入りの旬の食材を使った「毎日食べたい野菜レシピ」や、子どものお誕生日会や季節の行事にもぴったりの「食卓が華やぐちょっと特別なレシピ」のほか、楽しい食卓のヒントまで教えてもらいました。

目次

形や味つけ、調理法のひと工夫で野菜がもっと好きになる!

インフルエンサーとして活動する以前は、6年ほど幼稚園で保育補助の仕事をしていたというMikiさん。園児と一緒に昼食を食べながら、野菜を苦手とする子どもたちを多く見てきたと言います。

フォロワー数10万人超えの人気料理系インフルエンサー Mikiさんが提案! 野菜を楽しむ家族の食卓

Mikiさん:子どもって、なかなか野菜を食べてくれないですよね。でも、形や味つけを少し変えるだけで、たくさん食べてくれるようになったりするんです。例えば、鉄板ワザですが、細かく刻んだり、すりおろしたり、以前食べたことのないような形にすると、同じ野菜だと気づかずに食べたりするのを目の当たりにしてきました。ちょっとしたきっかけがあれば、きっと野菜を好きになってくれますよ!


ちなみに味つけはどのように工夫したらいいでしょう?


Mikiさん:マヨネーズ味はどのお子さんも好きですね! 野菜などにそのままかけるほか、私は料理の下味や、揚げ物の衣をつけるときの卵の代わりや天ぷらの衣にも使ったりしています。ふんわり仕上がるのでおすすめです。

調理法では、揚げ物やご飯ものなどにすると、お子さんは喜ぶようです。おすすめは、炊き込みご飯。ほとんどのお子さんはお米や味付きのご飯が好きですから、ふだんあまり好んで食べない長ネギなどの野菜でも刻んで入れれば、食べてくれることが多いと思います。


炊き込みご飯とは、気づきませんでした! 確かに、白いご飯より好きなお子さんが多い印象です。


そして実は、Mikiさんの家族にも野菜が苦手な人が…。


Mikiさん:そうなんです、それは私の夫です(笑)。結婚した当初は、食卓に出してもあまり進んで食べてくれませんでしたが、形や味付けを工夫しながら根気よく出していたら、今は何でもよく食べるようになりました。野菜を好きになるには、「野菜をおいしく食べられた」という成功体験のようなものを少しずつ積み重ねていくことが大事なのかもしれませんね。

「家庭のごはん」から生まれた野菜嫌いを克服するメニュー

実は、Mikiさんは料理上手な一家で育ったのだそうです。


Mikiさん:祖父が板前で、母もその血を受け継いだのか、いろいろな料理を作ってくれました。いつも季節の野菜など旬のものを使った料理が食卓に並んでいて、私は昔から野菜が大好きだったので、野菜をあまり食べない幼稚園の子どもたちや夫を見たときは「こんなにおいしいのになぜ食べないの?」と、ちょっとした衝撃を受けました。フォロワーさんにも野菜が苦手な人が多いんですよ。

私にとって料理は小さなころから身近なものでしたが、今ではそんな経験も生かしながら、おうちで簡単に作れて野菜が苦手な人でもおいしく食べられる料理を考えています。


そう話すMikiさんに、野菜がきっと好きになる、とっておきのおかずを教えていただきました。

「きのことごぼうのデリサラダ」(調理時間:約15分)

フォロワー数10万人超えの人気料理系インフルエンサー Mikiさんが提案! 野菜を楽しむ家族の食卓

■材料(2~3人分)

しめじ 1/2パック

舞茸 1/2パック

ごぼう 1/2本

サラダクラブ チキンささみ(国産) 1袋(40g)

オリーブオイル 大さじ1

塩 少々

しょうゆ 小さじ1

Qummy デリサラダソース パプリカとごま 1袋(50g)

乾燥パセリ(あれば) 適量


■作り方

1.しめじと舞茸は石づきをとって、小房に分ける。

2.ごぼうはピーラーで薄くスライスし、水に2分さらしてアクを抜く。

3. フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、1と2を入れ、塩を加えてしんなりするまで炒める。

4. ボウルに3とチキンささみ、しょうゆを入れ、デリサラダソースを加えてよくあえる。皿に盛り、あれば、乾燥パセリをふる。

  • チキンささみ(国産) 40g|サラダクラブ
    チキンささみ(国産) 40g|サラダクラブ
    40g
    170円(税込)
  • Qummy デリサラダソース パプリカとごま 50g
    Qummyオリジナル
    Qummy デリサラダソース パプリカとごま 50g
    50g
    280円(税込)
フォロワー数10万人超えの人気料理系インフルエンサー Mikiさんが提案! 野菜を楽しむ家族の食卓

Mikiさん:きのこの香りと、シャキシャキのごぼうの歯ごたえがよく合う一品です。パプリカとごまの風味が広がるデリサラダソースは少し甘めに仕立ててあり、ささみと合わせると香りの強いきのこやごぼうをマイルドで食べやすい味にしてくれるので、お子さまにもきっと喜んでもらえると思います。


もう一品、この時季に恋しくなるあったかレシピも教えてもらいました。「れんこん鶏     だんごのスープ」で、2~3人分が約20分で完成します。


Mikiさん:れんこん150gは皮をむいてすりおろします。この2/3の量をボウルに入れ、鶏ひき肉200g、おろししょうが小さじ1/2、キユーピーマヨネーズ大さじ1、塩小さじ1/3、片栗粉大さじ1を加えてよくこね、ひと口大に丸めます。鍋に水400㎖を入れて火にかけ、

沸騰したら丸めた鶏だんごのみを入れて2分ゆでます。続いて「野菜をたべよう!和風スープの素」1回分(30g)と、残りのおろしれんこんを加え、あとは3分間煮るだけ。器に盛ったら、小口切りにした小ねぎをちらして完成です。

  • 野菜をたべよう! 和風スープの素(2~3人前×2回分)|キユーピー3分クッキング
    野菜をたべよう! 和風スープの素(2~3人前×2回分)|キユーピー3分クッキング
    30g×2
    186円(税込)

おろしれんこんを混ぜた鶏だんごはふわっふわのやさしい食感。スープにもとろみがついて、これは体の芯から温まりそうです! れんこんを見かけたら、ぜひ作ってみてくださいね。

ハレの日は切り口も楽しい野菜料理を我が家の定番に! 

もう1品教えてもらったのが、ちょっと特別な日に作ってみたい野菜料理です。


Mikiさん:といっても、難しい工程はなく、誰でも簡単に華やかな一品を作れるのでご安心ください! お子さんは、誕生日や行事の日など特別な日の料理は、いつもとは違う楽しい雰囲気も手伝ってか、たくさん食べてくれることが多いですよね。そんな日はチャンス! ちょっとした工夫で野菜をたくさん食べてもらいましょう。

「大根のロールかつ」(調理時間:約30分)

フォロワー数10万人超えの人気料理系インフルエンサー Mikiさんが提案! 野菜を楽しむ家族の食卓

■材料(2人分)

大根 170g

豚ロース薄切り肉(しゃぶしゃぶ用) 12枚

A(塩 適量、ガーリックパウダー 適量)

B(小麦粉 大さじ5、キユーピーマヨネーズ大さじ2、水 大さじ3)

パン粉...適量

揚げ油...適量

Qummy デリサラダソース いんげんとピクルスのマヨ仕立て 1袋(50g)

お家で作るごちそうサラダ イタリアンサラダ用  1袋(100g・2~3人前) 


■作り方

1.大根は皮をむいてピーラーで薄く切り、耐熱ボウルに入れてふんわりラップをかける。600wの電子レンジで3分加熱し、粗熱をとった後、水気をとり、全体量を6等分にする。 

2. 豚ロース薄切り肉を広げて縦に2枚並べる。その上に1を広げ、Aをふる。端から丸める。

3.ボウルにBを混ぜ、2の周りにまぶし、パン粉をつける。

4.フライパンの深さ1.5cmの油を注ぐ。170℃に熱して3を入れ、上下を返しながら6~7分、きつね色になるまで揚げる。

5.横半分に切って器に盛り、デリサラダソースとサラダを添える。 

  • Qummy デリサラダソース いんげんとピクルスのマヨ仕立て 50g
    Qummyオリジナル
    Qummy デリサラダソース いんげんとピクルスのマヨ仕立て 50g
    50g
    280円(税込)
  • お家で作るごちそうサラダ イタリアンサラダ用 100g(2~3人前)|サラダクラブ
    お家で作るごちそうサラダ イタリアンサラダ用 100g(2~3人前)|サラダクラブ
    100g(2~3人前)
    204円(税込)

Mikiさん:大根は揚げると、とってもジューシーでおいしいんですよ。豚肉だけのかつよりさっぱりしていて、たくさん食べられます。いんげんとピクルスの具材感があるデリサラダソースはタルタルソースのようで、揚げ物との相性は完璧! 渦巻きの見た目もかわいいので、お子さんにも大根が入っていると気づかずに食べてもらえると思います。

「旬」を意識したメニューで心に残る楽しい食卓に

Mikiさんは、料理を作るときにこんなことも大切にしているそうです。


Mikiさん:まずは旬の食材を使うことを心がけています。例えば野菜でも、旬の時期に採れたものは味や香り、歯ごたえなどがいいですし、やっぱりおいしいんですよね。栄養価も高いですし。「この野菜はいつが旬で、どこでたくさん採れるんだって」というような、食材にまつわる会話も弾めば、食事の時間がもっと楽しくなりますよね。

豪華なメニューや時間がかかる手の込んだメニューである必要は、全くないと思います。忙しい仕事や家事のスキマ時間を上手に使いながら、電子レンジを使って調理したり、さっとゆでただけの野菜に調味料をかけたりした一品だってOK。それも、りっぱな「料理」です。作る人も、食べる人も「家族が幸せになれるごはん」を楽しめるといいですね。


気負わず、考えすぎず、楽しい食卓づくりを心がけているMikiさん。どれも一般の家庭でも取り入れやすいヒントばかりなので、さっそく試してみたいですね! 

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Miki(ミキ)

野菜料理研究家、料理系インフルエンサー。「家に余っている野菜だけで、どこか新しい料理を10分でつくる」をモットーに300以上のレシピを考案。1つの食材だけでも驚きの味になり、栄養満点で、家族の幸せにつながるレシピにファンも多く、Instagramのフォロワーは、1年ちょっとで10万人に。23年12月末に初のレシピ本『どんな野菜も10分で新しい味になる 野菜のレシピ事典』(KADOKAWA)を発売。


※商品情報はQummy便り掲載開始時点での情報です。掲載商品は予告なく販売終了する場合がございます。

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