料理家・中本千尋さんが「家庭料理」にこだわる理由
忙しい日々の中でも、家庭でおいしい食事が日常に彩りを加えることは決して簡単ではありません。しかし、料理講師歴18年、スパイスカレー店経営、店舗メニュー監修など、あらゆる角度から料理に携わってきた料理研究家、フードデザイナーの中本千尋さんは家庭料理に深いこだわりを持っています。今回、私たちは中本さんがどのように日常の料理を一段と豊かなものに変えているのか、また、彼女がキユーミーの商品をどのように効果的に活用しているのかを詳しく伺いました。
目次
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幼少期から料理が大好き。高校時代にはボランティアも
中本千尋さんの料理への愛情は、彼女の幼少期に根ざしています。「母がシングルマザーで忙しく働いていたため、自分で食べたいものを作るようになりました。市販のでき合いのものには満足できず、自宅で料理をすることが多かったです。料理をする過程で『これを加えたらどう変わるだろう』という探究心が芽生え、料理への愛情が深まっていきました。高校時代には、養護老人施設で夕食のボランティアをし、調理の資格を取得するなど、料理の道に進むことを強く望むようになりました」
1番はじめに作った料理は「トマトファルシ」
「この記事で紹介したトマトファルシは、私が5歳の時に最初に作った料理へのオマージュです。現代は便利な時代で、外食が手軽に利用できる一方で、家庭料理の大切さも変わらないと思います。キユーミーのアイテムを使うことで、さまざまな料理の組み合わせを試し、新しい味を発見する楽しみを実感しています。国際的にも日本の家庭料理は多様で豊かな文化を持っています。この素晴らしい文化を次世代に伝え、忙しい母親たちを支えるために、日々尽力しています」
「もう食材を切ってくれてるなんて」。中本さんが見つけたキユーミーの魅力
「料理の準備で、一番手間がかかると感じるのは食材を切る作業ではないでしょうか。多くの人がこの手間を避けたい一方で、出来合いのお惣菜に頼りたくないという人も多いはずです。事前に切られ、しかも新鮮な野菜を使用できるパッケージサラダなどは、そうしたニーズにぴったりだと思います。キユーミーは野菜を楽しむアイテムのラインアップが豊富で、例えばツナと雑穀を基本に、コーンやささみを加えたり、シンプルにもち麦、きゅうり、マヨネーズだけで仕上げたりと、サラダを自分の好みに合わせてカスタマイズしやすい点も魅力的です。必要な分だけ使えるため、無駄がなく、使い勝手がとても良いのです」
サラダは平皿、お肉は深い皿に。お皿選びと盛り付けで簡単メニューもぐっと洗練されます
「サラダのように高さを出しやすい料理には平らな器が適しています。一方、お肉料理のように高さを出しにくい料理は、深めの器を使用すると美しく盛りつけることができます。また、料理のテイストに合わせて木製、シルバー、ガラスなど普段とは異なる素材の器を選ぶことで、食卓に意外性と楽しさを加えることができます」
さらに彼女は愛用している器についても教えてくれました。
「私は作家さんの器を使用することが多いです。簡単な料理でも、器の選び方と盛り付けにこだわることで、料理の見た目がグッと洗練され、全体の印象が大きく向上します。このような工夫は、食卓を豊かに彩り、食事の時間をさらに特別なものに変えてくれますよ」
オフの時間はお酒とサラダを楽しむ
料理家として試作が多く、日常の食事は主にサラダやスープを中心にしています。しかし、オフの時間にはお酒を楽しむことが私のもう一つの楽しみです。特に焼酎がお気に入りで、お酒に合うサラダを頻繁に作ります」
「たとえば、こちらの記事で紹介した白菜と豚肉のサラダは、お酒との相性が非常に良く、軽やかな食事を好む私にとって、この一皿と少しのつまみで十分な満足感を得られます」
お酒以外にもリフレッシュする時間を大切にしている
「リフレッシュ方法としては、長時間同じ場所での料理作業が多いため、前のめりになることを防ぐために、散歩や自然豊かな場所でのリラックスタイムを意識的に設けています。緑に囲まれると、視界も心も広がり、リフレッシュすることができます。このようにして、バランスの取れた日常を送っています」
ぜひ中本さんのテクニックを取り入れて、日々の料理に新しい風を吹き込んでみてください。
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Photo:Nobuki Kawarazaki