【お助けQummy】意外と食べないといけない?1日分の野菜をとれる簡単サラダセット

「1日分の野菜は350g※」と知っていても、毎日とるのはなかなか難しいですよね。とくに忙しい毎日の中では、野菜摂取は後回しになりがち。そこで今回は、管理栄養士・菱沼未央さんに、手軽に野菜をとる方法と、「1日分の野菜がとれるサラダセット」を教えてもらいました。
※厚生労働省が推進する「健康日本21」では、成人1人1日当たりの野菜摂取目標量を350g以上としています。
目次
お悩み相談: 「手軽に1日分の野菜をとれるアイデアや工夫を知りたいです」

「私は一人暮らしで、日々の忙しさに追われる20代女性会社員です。野菜を毎日350gとるべきだと知っていますが、正直その量がどれくらいなのかイメージがつかず、おそらく全然とれていないのではないかと心配です。手軽に1日分の野菜をとれるアイデアや工夫があれば教えていただけませんか?」(20代女性)
菱沼さんの回答:なぜ350gが大事?現状の摂取量と課題
ご相談ありがとうございます。管理栄養士の菱沼未央です。「野菜を毎日350g以上食べよう」というメッセージが、少しずつ浸透してきているようで、とても嬉しく思っています。
とはいえ、実際に毎日野菜を350gとるのは大変ですよね…。目標値がはっきり示されているからこそ、「理想」と「現実」のギャップに悩んでいる方も多い印象です。そもそも、自分が1日にどれくらい野菜を食べているかを把握するのことも難しかったり。いちいち計りながら食べるわけでもありませんし、「気づいたら足りていなかった…」ということもあると思います。
実際、日本人の野菜の平均摂取量は約250g前後(男性:約262g/女性:約251g)※¹と、目標の350gには届いていないのが現状です。そこで今回は「無理なく野菜350gをとる方法」について、管理栄養士の視点からアドバイスさせていただきます!
野菜は健康の強い味方!その秘密って?
野菜には、ビタミンやミネラル、そして食物繊維など、私たちの体を元気に保つために欠かせない栄養素が含まれています。
たとえば…
にんじんやほうれん草に多く含まれるβカロテン:体内でビタミンAに変わり、肌や粘膜の健康をサポートしてくれます。
ピーマンやブロッコリーに多く含まれるビタミンC:抗酸化作用があり、免疫機能の維持にも役立つといわれています。
ほうれん草やアボカド、かぼちゃに多く含まれるカリウム:体内の余分なナトリウムを排出し、血圧の正常化をサポートしてくれます。
小松菜や春菊などの青菜類に多く含まれるカルシウム:丈夫な骨や歯をつくるために欠かせない栄養素。特にケールや大根の葉、小松菜は、乳製品をあまりとらない方にとっても優れたカルシウム源になります。
ごぼうやオクラ、キャベツなどに多く含まれる食物繊維:おなかの調子を整え、便秘予防や血糖値の安定にもつながるといわれています。
このように、野菜は健康を支える栄養素の宝庫!だからこそ、野菜をしっかり食べることが大切なんです。
「野菜350gってどのくらい?」をわかりやすく!
野菜を350gとることが大切なのはわかっていても、「野菜350gって、実際どのくらいなの?」とピンとこない方も多いのではないでしょうか。
たとえば、こんな組み合わせでおよそ350gになります。
・中くらいのトマト1個(約150g)
・ きゅうり1本(約100g)
・ 大きめのにんじん1/2本(約100g)

この3つを合わせると、1日分の目安である350gにほぼ到達します。さらに理想をいえば、350gのうち120gは「緑黄色野菜*2 」からとれるとベストです。にんじん、ほうれん草、小松菜、ケール、ブロッコリーなど、色の濃い野菜を意識的に取り入れるようにしましょう。
※緑黄色野菜とは、一般的に可食部100gあたりβカロテン600μg以上含まれる野菜を指します。
*3ただし、トマトやピーマンのように含有量が基準に満たなくても、摂取頻度などをふまえて緑黄色野菜として分類される場合もあります。
手軽に1日分の野菜350gをとるアイデア
忙しい毎日でも、ちょっとした工夫で野菜350gはぐっと身近になります。
ここでは、「手軽に続けられる野菜のとり方」をご紹介します。
● 加熱してかさを減らす
キャベツ、ほうれん草、小松菜などは加熱することでかさがぐっと減るので、一気にたくさん食べられます。時間のあるときや週末にまとめてゆでておくのがおすすめ。ゆでるのが面倒なときはレンジ加熱でもOK。あくのある野菜は、レンジ加熱でも水にさらしてから保存すると風味が保てます。保存のポイントは、水気をしっかりきっておくこと。キッチンペーパーを敷いた保存容器や、ざる付き容器を使えば、保存しやすくなります。また根菜やブロッコリーなど複数の野菜はせいろに詰めて一気にまとめて蒸すととても効率的に調理できます。
● 葉物野菜は洗ってストック
リーフレタス、サニーレタス、ケールなどの葉物野菜は、あらかじめ下処理しておくと使いやすくなります。
下処理の手順は、
1.洗う
2.食べやすくちぎる
3.吸水させてパリッとさせる
4.サラダスピナーなどで水気をしっかりきる
5.キッチンペーパーを敷いた保存容器に入れて、冷蔵庫へ
下処理済みの葉物野菜が冷蔵庫にあるだけで、サラダ作りがグッと手軽になります。
● 市販品を活用する
Qummyのサラダセットやパッケージサラダ、スーパーやコンビニでも売られているサラダ、カット野菜も、忙しい時の強い味方。種類や形状も豊富で、忙しい日でも野菜をしっかりとれます。さらに、たんぱく質やトッピング、ドレッシングまでセットになったサラダセットを選べば、手間なく、おいしく、バランスをサポートする1皿がすぐに完成します。
今回、「1日分の野菜がとれるサラダセット」を考案しました!どれも簡単に完成しますので、ぜひ、試してみてください。
1日分の野菜がとれる「簡単サラダセット」
※ここで紹介するのは、1日分の野菜350gをとることをテーマに朝・昼・晩に食べる3品のサラダを構成しています。そのため、夜に主菜をしっかりとることを想定して、炭水化物は含まず、たんぱく質も控えめな設計になっており、あくまでこれだけで栄養バランスが完璧ということではないため、ごはんや主菜、フルーツ、乳製品などを一緒に取り入れることで、さらにバランスのよい食事になります!
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ここからは朝・昼・夜のサラダをご紹介!
朝【ケールとビーツのシーザーサラダ】
〈材料〉
・サラダクラブ 彩りサラダケール&ビーツ..1袋
・キユーピー シーザーサラダ ドレッシング...1袋
・サラダクラブ チキンささみ …1パック
・サラダクラブ ミックスビーンズ ひよこ豆/青えんどう/赤いんげん豆...…1/2袋(残りは夜のサラダに使用)

〈作り方〉
1.器に「彩りサラダケール&ビーツ」を広げ、「チキンささみ」と「ミックスビーンズ」をバランスよくトッピングする。
2.「シーザーサラダ ドレッシング」を回しかける。
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販売開始前ですケールとビーツのシーザーサラダ【管理栄養士菱沼未央さんのお助けQummy】≪Qummy便りコラボ≫Qummy697円(税込)
POINT
・ケールとビーツが入ったおしゃれなシーザーサラダ
・チキンとミックスビーンズでしっかりたんぱく質を補給
・おすすめの献立:パンとフルーツ、ヨーグルトをあわせて
昼【たっぷりもち麦の和風サラダ】
〈材料〉
・サラダクラブ ブロッコリースーパースプラウト入りミックスサラダ....1袋
・キユーピー 焙煎胡麻ドレッシング...1袋
・サラダクラブ もち麦ミックス(3種豆とキヌアと黒米入り)...1袋
・キユーピーのたまご ゆでたま ほんのり塩味...1個

〈作り方〉
1.器に「ブロッコリースーパースプラウト入りミックスサラダ」を広げ、「もち麦ミックス」と「ゆでたま」を手で割りながらトッピングする。
2.「焙煎胡麻ドレッシング」を回しかけ、和えながらいただく。
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販売開始前ですたっぷりもち麦の和風サラダ【管理栄養士菱沼未央さんのお助けQummy】≪Qummy便りコラボ≫Qummy483円(税込)
POINT
・「もち麦ミックス」×「焙煎胡麻ドレッシング」の和風サラダ
・「ゆでたま」と「もち麦ミックス」でたんぱく質をチャージ!
・おすすめの献立: おにぎりと具沢山の汁物と一緒に
夜【3種のお豆のイタリアンサラダ】
〈材料〉
・サラダクラブ お家で作るごちそうサラダイタリアンサラダ...1袋
・サラダクラブ ミックスビーンズ ひよこ豆/青えんどう/赤いんげん豆 …1/2袋(朝のサラダの残り)
・あえるサラダソース トマト&ヴィネグレット...1袋

〈作り方〉
1.ボウルにすべての材料を入れ、しっかり和える。
2.器に盛り付ける。
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販売開始前です3種のお豆のイタリアンサラダ【管理栄養士菱沼未央さんのお助けQummy】≪Qummy便りコラボ≫Qummy847円(税込)
POINT
・緑黄色野菜のレタスに加えサニーレタス、グリーンリーフレタス、トレビスが入ったパッケージサラダを使用
・パッケージサラダにプラスしてヴィネグレットでもミニトマトをプラス!
・ミックスビーンズは朝の残りを夜に使用
・おすすめの献立:パンとメイン料理(肉or魚)と一緒に
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販売開始前です【3食分】1日分の野菜がとれる「簡単サラダセット」【管理栄養士菱沼未央さんのお助けQummy】≪Qummy便りコラボ≫Qummy1,766円(税込)100円OFF
ここまでお読みいただきありがとうございました。おいしく野菜を食べて、いつまでも健康で過ごせますように!
最後に。
日本人は果物よりも野菜のほうになじみが深く、現実的に野菜のほうが安価であるといった背景もあり、“野菜”にフォーカスして啓発されていますが、世界では、野菜と果物を合わせて1日におよそ400gとることが推奨されています。*4
「350gの野菜」という数値だけでなく、「野菜と果物を今よりたくさん食べよう」という心持ちもぜひ意識してみてくださいね。
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【参考文献】
*1 厚生労働省:令和5年国民健康・栄養調査結果の概要
*2 厚生労働省:健康日本 21 (第三次)
*3 厚生労働省:日本食品標準成分表2020年版(八訂)」の取扱いについて
*4 世界保健機関(WHO)、国連食糧農業機関(FAO):果物・野菜摂取促進イニシアチブ(Fruit and vegetable Promotion Initiative)
※商品情報はQummy便り 掲載開始時点での情報です。掲載商品は予告なく販売終了する場合がございます。
※本記事は弊社から菱沼さんに依頼をし、いただいたコメントを編集して掲載しています。