サラダが続かないのはなぜ?  今日から変われる“おいしい理由”

ライフスタイル
2025年5月21日
サラダが続かないのはなぜ?  今日から変われる“おいしい理由”

「サラダを毎日食べたいと思っても、気づけば三日坊主」、「野菜は体にいいとわかっていても、ワンパターンで飽きてしまう」…。そんな経験、ありませんか?

実際、サラダが続かない理由には「味の単調さ」や「満足感がない」という声が多く挙げられています。でも、そんな“サラダへの固定概念”を壊してしまえば、毎日の食卓にサラダをもっと気軽に取り入れられるはずです。そこで今回は、人気の料理家3名に“続けたくなるサラダ”のヒントを伺いました。

目次

人気料理家3名のご紹介

橋本彩(はしもと あや)さん

料理家。“子どもの食べっぷりも、大人のおいしいも諦めない”をモットーに活動。6歳・3歳・1歳 の3児の母。Webメディアでの料理家経験を経て独立。「料理初心者でも、誰かに作ってあげたくなる」ような、簡単でボリュームたっぷりの家庭料理を得意とする。

今井真実(いまいまみ)さん
料理家。神戸市出身。「作った人が嬉しくなる料理を」という思いを大切に、雑誌やWebメディアなどで多岐にわたるレシピ制作を手がける。noteに綴るレシピや、Twitterでの発信も多くの共感を呼び、注目を集めている。

口尾麻美(くちお あさみ)さん

料理研究家・〈HAN〉店主。アパレルメーカー勤務を経て、イタリア料理店での経験をきっかけに料理の道へ。世界各地を旅して得た食文化をベースに、独自の視点でレシピ提案やケータリング、店舗〈HAN〉の運営など、多岐にわたる活動を展開している。

サラダがもっと好きになるヒント

今回お話を伺ったのは、日々の暮らしの中で実践できる工夫や、サラダに対する新しい視点を教えてくれる3名の料理家さんたち。それぞれのアプローチから、「サラダがもっと好きになるヒント」が見つかるかもしれません。


橋本彩さん:料理する時間も楽しむ、家族みんなのサラダ

サラダが続かないのはなぜ?  今日から変われる“おいしい理由”

ー橋本さんのレシピは「家庭に寄り添った、簡単でおいしい」がポイントだと思うのですが、食卓やレシピ考案で工夫していることは何ですか?

「“簡単”って、人によって捉え方が違うと思うんです。私にとっての簡単は、ただ炊飯器やレンジに任せることではなくて、作る過程を楽しんだり、完成した料理を味わう喜びまでを含めたもの。鍋の中から“ジュワ〜”っと音がしたり、焼き目がついてくる瞬間って、すごく楽しいじゃないですか。毎日の家事だからこそ、そんな小さな楽しみを大切にしてほしいなと思っています。」

ー橋本さんの「サラダ観」を教えてください!

「サラダって、実はちょっとした準備でぐっと身近になるんです。私はレタスをあらかじめ洗っておいたり、キャロットラペやきのこのマリネを常備しておくようにしています。食べるときは、そこにドレッシングをかけるだけ。そんなふうに事前に少し仕込んでおくだけで、サラダを用意するハードルがかなり下がるんですよ。」

ー献立に合わせてサラダを考えますか? 

「します、します!たとえばメインがさっぱりしている日は、卵やブロッコリーを加えたクリーミーなサラダを。逆にこってりしたおかずの日は、酸味のあるビネガードレッシングを使ってサラダに強弱をつける。そうすると味のバランスがよくなって、飽きずに楽しめるんです。“今日はどんなサラダにしよう?”って考える時間も、私にとっては大事な日々の楽しみなんです。」

今井真実さん:冷蔵庫の残り物で作る、自由なボリュームサラダ

サラダが続かないのはなぜ?  今日から変われる“おいしい理由”

ー今井さんおすすめのサラダスタイルを教えてください!

「私のおすすめは“ボリュームサラダ”です。大きくてかっこいいお皿に、冷蔵庫にあるものをどんどんのせていくだけ。ローストビーフ、生ハム、卵焼き、チーズの端っこ…動物性タンパク質をひとつ加えるだけで、満足度がぐっと上がります。“冷蔵庫整理”のつもりが、見た目も立派な一皿になるんですよ。」

ー日々の習慣として取り入れる工夫はありますか?

「たとえば、私は木曜日を“在庫整理の日”と決めて、ボリュームサラダを楽しんでいます。イタリアのアンティパストミストのように、いろんな具材を盛り合わせてみると、見た目にも楽しくて飽きません。特に夏の暑い時期には、火を使わずにさっと作れるこういうスタイルがぴったりなんです。」

口尾麻美さん:切り方や調理法で広がる、サラダの可能性

サラダが続かないのはなぜ?  今日から変われる“おいしい理由”

ー口尾さんのお店「HAN」の料理はワールドワイドなイメージがあります。料理のインスピレーションはどこから得ていますか?

「私の料理のインスピレーションは、いつも“旅”から来ています。お店のメニューも、ほとんどが旅先で得た発見がベースなんです。」

ーサラダづくりで工夫していることはありますか?

「サラダって、切り方や火の通し方で風味が全然変わるんです。私は細かく切ったり、焼いたり、蒸したり、いろいろ試しています。茹でたじゃがいもやにんじんを使えば、手軽においしくボリュームが出せますし、グリルパンで焼くだけでもまた違う風味になるんですよ。」

ー普段、サラダをどのように楽しんでいますか?

「実は“サラダ”っていう枠で考えていなくて。私は野菜が好きなので、日常的に野菜を食べている感覚なんです。たとえばクスクスやもち麦を加えるだけでも満足感が出るし、冷蔵庫にある食材でいろいろ試してみてほしいですね。」

VEGE WEEKで、世界のサラダを毎日楽しもう

サラダが続かないのはなぜ?  今日から変われる“おいしい理由”

そんな料理家3名のレシピと、Qummyの食材が一緒に届き、講師本人も参加しながらLINEオープンチャットでつながる「VEGE WEEK」。開催は、6月21日からの1週間。普段の食卓に、ちょっと旅するようなワクワクをプラスしてみませんか?この夏、“サラダを楽しむ7日間”を、あなたの食卓から始めてみましょう。


 ※商品情報はQummy便り 掲載開始時点での情報です。掲載商品は予告なく販売終了する場合がございます。

※本記事は弊社から今井真実さん、口尾麻美さん、橋本彩さんに依頼をし、いただいたコメントを編集して掲載しています。

ハッシュタグ

この記事をシェアする