子どもの野菜嫌いを克服するには? 簡単レシピと調理の工夫
子ども料理家として「食育」の分野に力を入れ、二歳から料理を体験できる子どもの料理教室を経営する武田昌美さん。今回は、多くの親が頭を悩ませているであろう「子どもの野菜嫌い」を克服するための工夫やレシピをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
子どもに野菜をおいしく食べてもらうコツ
武田さん:苦手な野菜との向き合い方で大切なことは、まずは子どもの「苦手」を全面的に認めることだと思っています。嫌なものをきちんと主張できることは、安心と信頼関係があってこそなので、親が子どもの「苦手」を受け入れ、そこから解決策を探っていくことが大切だと考えます。
「苦手」な食べ物の場合、苦手のままでは寂しいので、親としてその食べ物を克服するために作戦を練っていきたいと思います。ここで、大切なのは、苦手を掘り下げること。例えば、息子はにんじんが苦手なのですが、にんじんが嫌いなのではなく、「大きく切って煮込んだにんじん」を嫌います。そのため、豚汁には千切りにしたにんじんを入れたら食べますし、キャロットラペも大好物です。このように、実は子どもの野菜嫌いの理由はさまざまで、味、食感、におい……どこがどう嫌なのか、子どもの苦手を紐解いていくと案外すんなり克服できたりします。
また、お腹が空いている時間帯に、キッチンに呼び「これ食べてみる?」と味見作戦をしながら料理をすると、子どもがその野菜を好きになってくれます。サラダクラブの食材を調理に使うときは、野菜の下処理などせずにすぐに食べることができるので、子どもに「ちょっとマヨネーズかけて味見してみる?」などと声をかけやすいですね! お味はどうですか? と聞くと、味見という特別感も相まって、食レポのようなコメントを披露してくれるかもしれません。
今回は、Qummyの食材を使ってできる、子どもの野菜嫌いを克服するためのレシピを武田さんが伝授してくれました。
レシピ①お絵描きパイ
<子どもにおいしく食べてもらうための工夫>
冷凍パイシート(20cm×20cm)をキャンバスに見立てて、野菜を乗せて焼くだけで、あっという間に見栄えの良いパイの完成。野菜を使ってパイに絵柄を作る工程は子どもがやっても楽しい作業です。
材料(パイシート1枚分)
冷凍パイシート 1枚
キユーピー 平飼い卵マヨネーズ 大さじ1
サラダクラブ ライトツナ(フレーク) 1袋
粉チーズ 大さじ1/2
サラダクラブ ブラックオリーブ(スライス) お好み
アスパラガス お好み
オクラ お好み
ミニトマト お好み
ブラックペッパー 小さじ1/4
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平飼い卵マヨネーズ 瓶 250g|キユーピー250g842円(税込)
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ライトツナ(フレーク) 80g|サラダクラブ80g221円(税込)
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ブラックオリーブ(スライス) 25g|サラダクラブ25g194円(税込)
作り方
1. 冷凍パイシートは使用する10分前に室温に戻しておく。オーブンを200℃に予熱する。
2. アスパラガスは下から1/3の部分をピーラーで薄く皮をむき、はかまの部分を取り除く。オクラはガクをむきとり下茹でをする。ミニトマトは半分に切る。
3. クッキングシートの上に冷凍パイシートをのせ、フォークで穴を開けたら、周囲1cmを残してマヨネーズを塗る。全体にライトツナ、粉チーズ、ブラックペッパーをちらす。
4. 3をキャンバスに見立て、アスパラガス、オクラ、ミニトマト、ブラックオリーブで絵を描く。オーブン200℃で16分〜焼く。
子どもが大好き グラタン
<子どもにおいしく食べてもらうための工夫>
今回は、玉ねぎとじゃがいもを使用していますが、カルボナーラソースと一緒に食べるとどんな野菜も美味しく食べられちゃうので、苦手野菜にも挑戦しやすい一品です。
材料(2人前)
キユーピー カルボナーラ なめらかチーズ仕立て 1袋(70g)
サラダクラブ 北海道コーン(ホール) 1袋
サラダクラブ チキンささみ(国産) 1袋
ゆでたまご しお味 1個
玉ねぎ 1/4個(約50g)
じゃがいも 2個(約100g)
マカロニ 70g
湯 (ゆで用) 1ℓ
塩 (ゆで用) 小さじ1
ヴィラ ブランカ オーガニック エクストラバージンオリーブオイル 小さじ1
牛乳 50ml
ピザ用チーズ 80g
パセリ(乾燥) 適量
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販売終了しました【掲載終了】カルボナーラ なめらかチーズ仕立て(2人前) 240g|キユーピー240g300円(税込)
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北海道コーン(ホール) 50g|サラダクラブ50g162円(税込)
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チキンささみ(国産) 40g|サラダクラブ40g170円(税込)
作り方
1.じゃがいもは皮を剥き5mm幅で切る。玉ねぎは薄切りにする。
2. 鍋にお湯を沸騰させ、塩、マカロニを入れてパッケージの表記通りにゆで、湯切りする。
3. フライパンにオリーブオイルをしき、中火で熱したら、①を入れて玉ねぎがしんなりするまで炒める。
4. フライパンにカルボナーラソース、牛乳を入れ中火で熱する。
5. 北海道コーン、チキンささみ、②を加え全体を混ぜ合わせたら、耐熱容器に盛り付け、ピザ用チーズを乗せる。
6.トースター(200℃)で10分ほど焦げ目がつくまで焼き、パセリをかける。
生地から手作り!ワクワクピザ
<子どもにおいしく食べてもらうための工夫>
家族みんなで楽しめる、パン生地から手作りしたピザ。どんな野菜を入れても美味しいので、冷蔵庫に余っている野菜もどんどん入れて、家族のオリジナルピザを作ってみてください。
材料(直径20cm×2枚)
生地
A強力粉 250g
A薄力粉 50g
A上白糖 大さじ1
A塩 3g
ドライイースト 6g
ヴィラ ブランカ オーガニック エクストラバージンオリーブオイル 大さじ1
ぬるま湯(40度、暖かいお風呂くらい) 170㏄~
トッピング
キユーピー Italiante バジルソース 60g
サラダクラブ ブラックオリーブ(スライス) 1袋
サラダクラブ ライトツナ(フレーク) 1袋
サラダクラブ 北海道コーン(ホール) 1袋
サラダクラブ フライドオニオン 1袋
じゃがいも(皮を剥き半分に切り5mm幅に切る) 小1個
ミニトマト(半分に切る) 8個
ピザ用チーズ 60g
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Italiante バジルソース150g|キユーピー150g540円(税込)
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ブラックオリーブ(スライス) 25g|サラダクラブ25g194円(税込)
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ライトツナ(フレーク) 80g|サラダクラブ80g221円(税込)
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北海道コーン(ホール) 50g|サラダクラブ50g162円(税込)
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フライドオニオン 10g|サラダクラブ10g108円(税込)
作り方
1. ピザ生地を作る。ボウルにAを入れる。砂糖の上にドライイーストを置き、その対角に塩を置く。ドライイーストにかかるようにぬるま湯をゆっくりと流し入れる。スプーンで混ぜてひとまとまりになったら、台に出し、打ち粉(分量外)を少量使いながら手で数分こねてなめらかにする。
2.①の生地を丸く整えてボウルに入れて、生地が約2倍の大きさになるまで一次発酵させる。(冬は60分〜、夏は30分〜)指で生地に穴を開け、その穴が戻って来なければ発酵が完了した合図。
3.②の生地を2等分に切り分ける。それぞれの生地を麺棒で20㎝〜の円に広げたらクッキングシートの上にのせる。ラップを被せて10分二次発酵をする。
ポイント:仕上げに生地の縁を立ち上げると綺麗に出来上がる。
4. 生地の上にバジルソースを塗り、全ての具材を乗せたら、最後にピザ用チーズを散らす。200°Cに予熱したオーブンで20分焼く。
いかかでしたか? ご紹介した工夫や、子どもと楽しみながら作れるレシピで、野菜嫌いの克服にチャレンジしてみてください。
※商品情報はQummy便り掲載開始時点での情報です。掲載商品は予告なく販売終了する場合がございます。